2017年02月26日

発表!『勉強革命!』上田渉さんに送ったメールで数学が言語であると感じて下さい!



最近書いた記事で音読学習奨励者の一人上田渉さんの事を紹介させてもらいました!
http://logic-math-quest.seesaa.net/article/447292138.html


実はこの上田渉さんとフェイスブックで繋がっていてやり取りもさせてもらっております!

最近も上田渉さんにブログ記事で紹介させてもらったという報告をメッセージしておりました!
その中で過去に上田渉さんに送ったメッセージがあって懐かしくなっていました!

せっかくなので、こちらにも掲載しておきます♪
昭和時代、遠山啓さんの話が出てきます☆

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2014/03/17 14:06
上田渉さま

ご無沙汰しております!

以前、こえ部の事でメールさせていただいた曽根と申します。

今、上田さん『勉強革命!』読んでてお届けしたい情報が出てきたので、メールします!

上田さんは数学も音読していくべきとお話れていますが、私も同じ意見です。

『勉強革命!』P78に於いて

「数学もやはり言語なのです。」

とお話しておりますが、それに対して、それを後押しできるお話です。

今、私はとある数学学者に注目しております。

昭和時代に大活躍して、水道方式という方法を確立した遠山啓(ひらく)さんという方です☆
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E5%B1%B1%E5%95%93

この遠山啓さんもとても分かり易く、数学は言語だという事を語っております!

遠山さんは数学の記号を象形文字とか交通標識と例えてて、私にとって衝撃が走りました。

上田さんの活動に使っていただけたらと思います。

以下、書籍の抜粋になります!


「新数学勉強法」
遠山啓 講談社
より
http://www.amazon.co.jp/dp/4061176072


其の1
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数学は特別な言語である


人間がコトバを使いはじめて、他人とのあいだに意志や
情報の交換をはじめたころから、他の動物とはっきり区別
された存在になったとすると、それは数十万年もむかしの
ころであっただろう。コトバは人間を他の動物から区別する
大切な特徴なのである。

ところで、数学と言う学問がいつごろ生まれたかを定めるのは
大へんむづかしい。どんな未開人でも1,2,3、…ぐらいまでの
数のコトバを知っているのだから、それはもう数学のはじまりと
いってもよい。そうだとしたら数学は何万年もむかしからあった
と考えてもよいだろう。

しかし、よほど少なく見つもってみても5000年ぐらいむかしにはもう小学校で教えているくらいの数学は立派に出来上っていたとみてよいだろう。

古代文明を作り出したエジプト、バビロニア、インド、中国など
でもかなり高度の高い数学がつくり出されていたのである。

このように数学は言語とよく似た性質をもっている、
というより、ある特別な言語であるといってもよいだろう。
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其の2
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記号化


特殊な言語としての数学もこの記号化の方法を積極的に利用する。その点では普通の言語よりもはるかに徹底しているのである。

たとえば「三角形ABC」などという代りに「△ABC」と書くが、
「三角形」よりは△のほうがはるかに鮮やかに簡潔に意味を伝えることができる。

そういう点からみると、数学のなかに使われる記号は単純化された絵であるといったほうがよい。これに似たものを強いてあげると、近ごろ都会の街頭でよく見かける交通標識がある。

交通標識は瞬間的に意味を伝える必要上、字を読ませるのでは間に合わないので、直截簡明に意味を伝える単純化した絵が利用されるのである。つまり、それは新しい象形文字なのである。

たとえば「等しい」という意味は水平の2本棒「=」で表されるが、この記号は、今から100年くらい昔から使われている。この記号をはじめて考案した人は、並行で長さの等しい直線ほど等しいものはないから、これを「等しい」ことを表す記号に使ったという。

「たす」は「+」、ひくは「-」というような記号であらわされているが、
「2たす3は5に等しい」
と書くのと
「2+3=5」
と書くのはどちらがわかりやすいかを考えてみるとよい。

=や+の意味を一度覚えてしまったら、2+3=5の方が
はるかにわかりやすいことをだれでも納得できるに違いない。

交通標識も象形文字だから外国人にもすぐわかるように、
数学の記号もやはり国境をこえて理解される。そういう意味で、
数学の記号は国際的な象形文字なのである。
だから、数学者はうまい記号を考えるのに熱心である。


(中略)



数学で使われている記号は長い間の洗礼を経てきたせいも
あって、たいていは覚えやすくできておる。

たとえば、大小を表す記号<も、開いているほうが大きく
閉じている方が小さいことを意味している。だから
2<3
とあれば「2は3より小さい」もしくは
    「3は2より大きい」
という意味である。
しかも覚えなければならない記号はそれほど多くはない。
いちど記号を覚えてしまったら、後は楽々と理解できる。

数学を勉強しようとして、はじめにでてくる記号でつまずいて
投げ出してしまう人があるが、それは間違いである。

数学の記号は割合によくできているし、また数も少ないので、
少しぐらいは我慢して覚えなければいけない。

それは一苦労であろうが、新しい外国語を勉強するさいに、
単語をおぼえる苦労にくらべると物の数ではないのである。
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posted by logic@サプライズ家庭教師 at 16:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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